マイナンバー研修会の講師

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先日、税理士先生のための研修会の講師を勤めさせて頂きました。

※会場の風景は撮影できませんでした。

研修会は、東京税理士会日本橋支部の建物内で行われました。
参加される税理士先生は、20人~30人程度なのかな?と思っていたのですが、なんと60人超の先生にお集まり頂きまして、盛況に終わりました。
ご出席頂きました先生方、誠にありがとうございました。

前半は、私が、「マイナンバーに必要な規定と契約書類の確認」ということで、税理士がマイナンバーに関して作成しておくべき書類について、ご説明させて頂きました。

後半は、税務署の方から、インターネットを使った法定調書(会社が税務署に年に1回届け出る書類)の作成方法についてご説明を頂きました。

私のご説明できる時間は50分間だけでしたので、その短い時間で、以下の項目をご説明させて頂きました。

  • お客様と税理士とで、契約書や覚書を作成すること
  • 税理士事務所内でも必要な書類があること
  • 今度の所得税の確定申告から本人確認があること
  • 個人番号はきちんと管理し、必要なくなったら廃棄すること

マイナンバー(個人番号)は、一般の方には馴染みが薄いかと思います。

私の事務所のお客様は、不動産をお持ちの方が多いです。
個人所有の不動産を会社に貸している場合、
「税務署に提出するので、マイナンバーをください」
と言われている地主様、大家様も多いと思います。

ですが、「他人に番号を知られたくない!」ということで、番号をお渡しにならない方も多いんですね。
このような場合、どう対応すれば良いのか、そこまでのご説明ができれば良かったのですが、時間が足りずに、ご説明しきれませんでした。

マイナンバーは、確認する事項が多く、税理士にとっての事務負担が大きい。そう思います。
(これは、日本中の税理士の総意だと思います)

ところで、研修会を終えて、他の税理士先生方から、
「石橋さん。良かったよ~」
と、お褒めの言葉を頂戴しました。

ご出席者いただいた先生のほとんどは、私よりも年長の先生方ですので、私も恐縮しながらご説明させて頂きました。
ですが、ご説明事項をきちんとお伝えできましたので、私もホッと一安心致しました。

来週、再来週には、昨年も講師を勤めさせて頂いた、青色申告会の講師を3回勤めることになっています。
難しい税金を、皆様に分かりやすくお伝えすべく、これからも頑張りたいと思います。

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