仲間との集まり

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先週のことですが、ある仲間(若手税理士や、税理士を目指して勉強している方々)の集まりに出席させて頂きました。

年に1回、都内で集まります。

今回は、約40名~50名程度の方々が集まりました。
色々な手配をして頂きました、幹事の先生方に感謝感謝です。

そのなかで、簡単なスピーチをさせて頂く機会がありました。

スピーチには、場面と内容に色々な工夫が必要となります。

今回は、お酒が入った、仲間同士の集まりでしたので、かなりくだけた場になります。
本来であれば、それに合わせた、くだけた話しをするべきなんですが、少し真面目な話しの配分が多かったと反省しました。

税理士は本来、税金の専門家ですから、スピーチの練習なんて、する必要はないとお考えの方も多いです。

以前は、私も同じ考え方だったんですが、色々なお客様とお会いするうちに、
「分かりやすくご説明するのも税理士の仕事ではないか?」
と考えるようになり、多少ですが、話し方やスピーチの練習をするようになりました。

スピーチの原稿を考える際には、いくつかポイントがあります。

  • 場にふさわしい内容か?
  • 歴史や童話といった、たとえ話で分かりやすく説明する
  • 笑いをとるようにする

これ以外にも色々なポイントがあるのですが、やはり大切なのは実践です。
つまり、皆の前で、いかに恥をかくかということが、上達への早道です。

今回も反省点がありました。
私よりも若い方々に、少しでも元気になって頂ければと思い、頑張ってお話しさせて頂きました。
歴史のたとえ話(戦国武将の話等)を入れたのですが、年配の方々の受けは良いのですが、若手の方々の受けはイマイチです。

ですから、事前に聞き手の年齢構成を考え、場合によっては、誰でも分かるたとえ話(イソップ童話等)にするべきなんでしょうね。

ここ数年間は、
「税理士は税金に誰よりも詳しくなるべきだ。それがお客様へのサービス向上につながる!」
と考えて、税金や周辺知識の勉強を、徹底的にしてきました。

ですが、お客様の悩みは色々です。

  • 親子の関係が良くないが、どうすればよいか・・・
  • 息子が継いでくれない
  • 開業しようと思うが、踏ん切りがつかない・・・

これらは、机上の勉強(本を読んだり、セミナーを受けたりすること)では解決しません。
税理士の人間性を高めて、真剣に、お客様に向き合う必要があります。

そのための一環として、これからも「話し方」にこだわり、真っ先に相談される税理士になりたいと思っています。

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